
玄関ポーチに40mmほどの段差があったのでスロープ状に改修しました。
御影のピンコロ石と芝生を組み合わせて作りました。
(ちょっと重森三玲風に・・)
ピンコロは凸凹も大きく目地も深めになるので、車椅子等にはやや不向きに
なります。なるべくフラットなピンコロを選び目地も浅めにしました。
当面車椅子の使用は考えてないので問題はありませんが・・。
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勝手口に屋外用の手すりを取り付けました。
道路との境界までが狭く、尚且つドアが開かないと困るので水平部分で曲げて
取り付けました。

写真では水平垂直がおかしくみえますが・・
短いスパンで曲げる必要があるのと、ドアにギリギリ当たらないよう且つ
道路にはみ出さないように曲げるのに苦労しました。
使った商品 マツ六:フリーRレール 木目ナチュラル 34Φ
施設に可動間仕切り設置の工事をさせていただきました。
大部屋を4部屋に区切るもので、ベット等の大きな家具も通らなければいけないので
大きな開口が必要となります。
3枚の引違戸を、同一線上ではなく90度折れ曲がって移動させて戸をしまい込みます。
ホテルの広間や会議室のスチールパーティションでは見かけますが、
これを木製建具でできるのかと思いましたが・・・・。
ありました!そんな金具が。
アトムの移動間仕切金具SWシステムです。
こんな感じの引戸が
特殊なレールと吊戸滑車でスムーズに回ります。回転する時かなりスペースとるので注意。
これならば一般住宅でも車椅子の方のトイレにもうまく使えば、可能性はもっと広がるのでは。
もちろん、建具のデザインは自由です。
ただ、価格はぼっけーたけーで!
倉敷アイビースクエアで毎年開催されている「龍の仕事展」に
今年もお手伝いさせていただきました。
新しい龍も登場しています。

会場のアイビー学館は床が石畳なんですが、エントランスは一応スロープになっております。
ただ石の段差が大きいところも多々あってバリアフリーとは言い難いです・・。
こういった伝統のある施設とバリアフリーとの兼ね合いは非常に難しいところがあると
いつも考えさせられます。

車椅子利用者さんのトイレをリフォーム。
既存のトイレのスペースを広げて片側に跳ね上げ手すりを付けました。
鉄骨系プレハブメーカーの家だったので壁をできる限り補強し、
さらに間柱状の板の上に手すりを取り付け。
使用時には、下向きの力と回転モーメント?がかなりかかってくる。
なのでコンパネのみのような下地では足りず、床に付いたしっかりした補強が必要。
また上側のビスは特に緩みやすいので注意が必要である。